2024年4月、世田谷区において、ついに「補聴器購入費助成制度」が始まりました。
補聴器装用の対象となる方の、年齢及び学生かそうでないかに応じて、助成内容が異なります。
- 中等度難聴者(18歳から64歳)のための補聴器購入費の助成→学生、それ以外で異なります。
- 高齢者(65歳以上)のための補聴器購入費助成
以下の全てに当てはまる 世田谷区に住所のある方 | 18歳から64歳 且つ、学生 | 18歳から64歳 学生以外 | 65歳以上 |
住民税 | 特別区民税 所得割額46万円未満世帯 | 非課税世帯 | 非課税世帯 |
聴力レベル | 概ね30dB以上 | 概ね40dB以上 | 概ね40dB以上 |
身体障害者手帳(聴覚障害) | 交付対象ではない | 交付対象ではない | 交付対象ではない |
助成金額 | 基準額137,000円(両耳の場合274,000円)と補聴器の費用を比較して少ない方の額の9割を助成 (非課税世帯、生活保護世帯は基準額以内は自己負担なし) | 助成上限額50,000円 (両耳の場合100,000円) | 助成額50,000円以内 (補聴器が50,000円未満の場合は、購入費が助成額) |
提出書類の一つとして、見積書が必要です。
これはすべての補聴器販売店でお渡し出来るものではなく、制限があります。当店舗、成城補聴器フィッティングルームは発行する許可を得た販売店の一つです。
是非、当店スタッフまでお気軽に見積書の作成依頼をどうぞ。
他、詳細は以下の通りです(世田谷区ホームページ抜粋・2024年4月1日現在)。
中等度難聴者(18歳から64歳)のための補聴器購入費の助成
日常生活のコミュニケーションに支障のある中等度の難聴や片耳が高度以上の難聴の方を対象に補聴器の購入費を助成します。
1.対象者
- 以下の全てに当てはまる方
- 世田谷区に住所がある18歳から64歳までの方。ただし、64歳までに助成を受けた場合は、引き続き対象になります。
- 申請日の前年度に住民税非課税世帯の方。学生の場合は特別区民税所得割額46万円未満の世帯の方。
- 耳鼻咽喉科の医師による検査の結果、聴力レベルが概ね40デシベル以上(学生の場合は、概ね30デシベル以上)で、補聴器が有効であると認められた方。片耳が高度以上の難聴の方も対象です。
- 身体障害者手帳(聴覚障害)の交付対象とならない方
- 初めて補聴器を購入する又は購入から5年が経過している方
2.助成内容
- 助成上限額50,000円(両耳の場合100,000円)
学生の場合は基準額137,000円(両耳の場合274,000円)と補聴器の費用を比較して少ない方の額の9割を助成(非課税世帯、生活保護世帯は基準額以内は自己負担なし)
- 助成金の交付から5年経過後に再度、申請可能
3.注意事項
- 助成決定前に購入した補聴器は、助成の対象になりません。
- 管理医療機器として認定された補聴器が対象です。
- 公益財団法人テクノエイド協会が認定する認定補聴器技能者が在籍する補聴器店で購入してください。 (成城補聴器は対象店舗です)
- 医療機関の文書料、診察料、検査料は助成対象外です。
4.手続きの流れ
1.申請書の取得、記入
申請書を下部の添付ファイル一覧又はこちらの中等度難聴者補聴器購入費助成申請書からダウンロードまたは世田谷区障害施策推進課や総合支所保健福祉課の窓口で取得し必要事項を記入してください。
※世帯の収入の状況や診断・検査の結果、助成の対象とならない場合があります。必ず、対象の要件を確認のうえ、申請してください。
2.耳鼻咽喉科を受診し、医師意見欄の記入を受ける
医師の診察を受け、中等度難聴であること、補聴器使用が有効であると認められた方は申請書下部の「医師意見欄」の記入とオージオグラム検査の結果(写し)を受けます。
3.販売店との相談・見積書取得
認定補聴器技能者が在籍する補聴器販売店(区外でも可)で、相談、試聴を行い、購入する補聴器が決まったら見積書を取得します。 (成城補聴器は対象店舗です)
4.申請
郵送または電子申請(LoGoフォーム)にて、以下の書類を世田谷区障害施策推進課に提出してください。
- 全て記入済みの申請書(裏面に聴力検査結果(オージオグラム)を添付)
※申請書の医師意見欄の作成日から6か月以内に申請してください。
※補聴器購入後の申請は助成対象外です。 - 補聴器販売店が作成した見積書 (成城補聴器は対象店舗です)
- 学生の場合は、在学中であることが分かる証明書の写し
5.決定
世田谷区にて助成決定後、以下の3つの書類をお送りします。
- 交付決定及び助成額決定通知書
- 助成金受領委任状
- 請求書兼口座振替依頼書(販売店)
6.購入
- 見積書を取得した販売店で補聴器を購入します(助成決定から1年以内)。
- 販売店へ以下の3つの書類を提出します。
- 交付決定及び助成額決定通知書(写し)
- 助成金受領委任状
- 請求書兼口座振替依頼書(販売店)
※購入費から助成額を差し引いた自己負担額を販売店に支払います。
※原則、助成金の支払いは世田谷区から販売店に行います。
添付ファイル
- 第1号様式_世田谷区中等度難聴者補聴器購入費助成申請書(PDF形式 123キロバイト)
- 240401中等度難聴聴器ちらし(PDF形式 388キロバイト)
(240401中等度難聴聴器ちらし(テキスト形式 5キロバイト)) - 障害者手帳(聴覚障害)等級(PDF形式 273キロバイト)
(障害者手帳(聴覚障害)等級(テキスト形式 1キロバイト))
関連リンク
対象が18歳から64歳の方の、お問い合わせ先
障害施策推進課
電話番号 03-5432-2415
ファクシミリ 03-5432-3021
高齢者(65歳以上)のための補聴器購入費助成(令和6年4月1日受付開始)
耳が聞こえにくくなり、日常生活のコミュニケーションに支障のある中等度の難聴や片耳が高度以上の難聴がある高齢者(65歳以上の方)を対象に補聴器の購入費を助成します。
事業概要
1 対象者
以下の全てに当てはまる方
(1)世田谷区に住所のある満65歳以上の方
(2)前年度の住民税が非課税世帯の方
住民税の課税状況は、原則、区の介護保険料額の段階にて判定します。
※令和6年度の申請は令和5年度の介護保険料段階が第1から第4段階以下の方
(3)耳鼻咽喉科の医師による診察の結果、次の2つに当てはまる方
・聴力レベルが40デシベル以上の方(片耳が高度以上の難聴の方も対象)
・補聴器が有効だと認められた方
(4)身体障害者手帳(聴覚障害)の交付対象とならない方
(5)この事業の助成を受けたのとのない方(1人1回限り)
2 対象機器
以下の全てに当てはまる補聴器本体(電池、充電器及びイヤモールドを含む)
(1)認定補聴器技能者が在籍する補聴器の販売店で購入するもの (成城補聴器は対象店舗です)
(2)管理医療機器認定を取得したもの
(3)区の交付決定後に購入したもの
※交付決定前に購入したもの、レンタル、リースは対象外です。
3 助成内容
助成額50,000円以内(補聴器が50,000円未満の場合は、購入費が助成額になります。)
※医療機関の文書料、診察料、検査料やその他諸費用は対象外です。
申請方法
1 申請書の取得
高齢福祉課にお電話(03-5432-2256)をいただければ、要件に当てはまることを確認したあとに申請書(高齢者補聴器購入費助成申請書)をお送りします。記入例をよくご確認いただき、申請書を記入してください。
※区による審査の結果、要件に当てはまらず「助成の対象とならない」場合があります。
また、助成金の交付後に不正が判明した場合は、助成金を返還していただきます。
2 受診
申請書の申請者(利用者)欄を記入のうえ、耳鼻咽喉科の医師の診察を受け、中等度難聴であること、補聴器の必要性があると認められた方は申請書下部「医師意見欄」の記入と聴覚検査(オージオグラム)検査の結果(写し)を受けます。
※「医師意見欄」記入の文書料、診察料、検査料は自己負担です。
3 販売店との相談・見積書取得
認定補聴器技能者が在籍する補聴器販売店で、相談、試聴を行い、購入する補聴器が決まったら見積書を取得します。 (成城補聴器は対象店舗です)
公益財団法人テクノエイド協会の認定補聴器技能者検索システム(外部リンク)をご利用ください。
4 申請
郵送または電子申請(LoGoフォーム(リンク))にて、次の2つの書類を世田谷区高齢福祉課(世田谷区世田谷4-21-27)に提出してください。
(1)すべて記入済みの申請書(裏面に聴覚検査(オージオグラム)結果を添付)
※申請書の医師意見欄の作成日から6か月以内に申請してください。
(2)見積書(販売店が作成) (成城補聴器は対象店舗です)
※見積書は金額の内訳、補聴器の製品名・型番等の記載が分かるもの
5 決定
世田谷区にて審査の結果、助成を決定した方に次のは3つの書類をお送りします。
・交付決定及び助成額決定通知書
・助成金受領委任状
・請求書兼口座振替依頼書(販売店)
※ 原則、助成金の支払いは世田谷区から販売店に行います。申請者あてに助成金の支払いを希望される方は、お申し出ください。
6 購入
(1)見積書を取得した販売店で補聴器を購入します(助成決定から1年以内)。
※購入費から助成額を差し引いた自己負担額を販売店に支払います。
(2)販売店への次の2つの書類(記入・押印が必要)を提出します。
・助成金受領委任状
・請求書兼口座振替依頼書(販売店)
添付ファイル
- 【チラシ】高齢者補聴器購入費助成(PDF形式 58キロバイト)
- 申請書(高齢者補聴器購入費助成申請書)(PDF形式 19キロバイト)
- 【記入例】申請書(高齢者補聴器購入費助成申請書)(PDF形式 186キロバイト)
対象が65歳以上の方の、お問い合わせ先
高齢福祉課
電話番号 03-5432-2256
ファクシミリ 03-5432-3085
所在地 世田谷区世田谷4-21-27
なお、20歳以下の方(乳児、幼児も含まれます)は、リオネット補聴器独自の、よりお得な「ほちょうき購入サポート」もご案内可能です。是非成城補聴器スタッフまでお声がけ下さい。最上位モデル(片耳で30万円以上)が、1万円以下で入手可能です。